PAST of AG+ Gallery

PAST EXHIBITION

断片的資料・渡辺兼人の世界

3 回 都市 ②逆倒都市Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ

2018年2月1日(木) - 2月17日(土)

時間: 木・金・土 13時〜19時

*トークセッション 2月17日(土)16:00〜
渡辺兼人 + 金村修 + 笠間 悠貴(料金 1,000円・当日受付)

『既視の街』の続編とも言える『逆倒都市』は、渡辺兼人の写真に対する世間の印象を決定付けた作品でもある。すなわち、白はどこまでも白く、黒はどこまでも黒い、それでいて中間トーンは伸びやかな階調を見せるモノクロのプリントに、スクエア・フォーマットで切り取った街角が定着された、最も典型的なシリーズだ。本作は、1982年から84年にかけて3年連続でツァイト・フォト・サロンにおいて発表された。その当時は、写真展を専門とするギャラリーが設立され、プリントそのものを見せるスタイルが確立されていく時期でもあった。そうした写真のあり方の先駆けを示した本作は、前作で成し遂げられた重層的な写真の「意味」の提示を、ストーリーから切り離してなお写真だけで成立させようとした意欲作である。「抑揚のない」と評されることもある本作だが、その印象とは裏腹に、実際のプリントからは非常に多様な視線と被写体が鋭く交差している様子を窺い知ることが出来るだろう。
(監修 : 笠間 悠貴)

渡辺兼人(写真家)
1947年生まれ。1969年東京綜合写真専門学校卒業。1981年第7回木村伊兵衛写真賞受賞。著者に『渡辺兼人写真集』(京都現代美術館何必館)、『既視の街』等。

金村修(写真家)
1964年生まれ。1991年東京綜合写真専門学校卒業。1993年同校研究科卒業。研究科在学中より発表活動を開始し国内外で個展、グループ展多数。著書に『Happiness is a Red before Exploding─金村修写真集』『SPIDER'S STRATEGY』『In-between 12 金村修 ドイツ、フィンランド』など。1997年日本写真協会新人賞、東川賞新人作家賞受賞。2000年土門拳賞受賞。

笠間悠貴(写真研究家)
1980年大阪府生まれ。現在、明治大学理工学研究科博士後期課程在学中。渡辺兼人論や、写真の気象表現について論述しながら、自身も作品制作をおこなっている。今回の「断片的資料・渡辺兼人の世界」展を監修。





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© Kanendo Watanabe

展覧会図録兼書籍販売中
断片的資料・渡辺兼人の世界
都市① - 『逆倒都市Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』
著者:渡辺兼人
監修:伊奈英次
テキスト:笠間悠貴
編集:David Ohyama
デザイン:Daichi Aijima
発行者:大山将司
発行所:AG+ Gallery
価格:¥1,800(税別)
ISBN978-4-908570-04-9
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断片的資料・渡辺兼人の世界

第2回 都市 ① 『既視の街

2017年11月9日(木) 〜 11月25日(土)

時間: 木・金・土 13時〜19時

*トークセッション 11月25日(土)16:00〜
渡辺兼人 + タカザワケンジ + 笠間 悠貴(料金 1,000円・当日受付)


長らく行方不明だった『既視の街』のヴィンテージプリントが、昨年ツァイト・フォト・サロンで奇跡的に見つかった。今回展示する当のプリントは、1981年にニコンサロンへ出品したもので、渡辺兼人が木村伊兵衛賞を受賞する以前に発表された最初期のものだ。『既視の街』は、写真展だけでなく、金井美恵子との共著として新潮社から出版された小説であり、アサヒカメラの特集でもある。また近年、豪華な写真集としても出版された。それぞれに収録された写真が少しずつ異なっており、このタイトルは横へと広がる作品群の総称と言える。その原点に立つ今回の『既視の街』は、無光沢RCペーパーに焼かれ、37年の時を経たとは俄かに信じがたい状態を保っている。非常にシャープで、中間トーンの豊かなプリントからは、どこまでも細部を見渡すことができる。渡辺の最も著名で、かつ最も謎めいた初期の代表作を知る上で、大変意義深い機会となるだろう。名作としての貫禄を思う存分堪能できることは間違いない。
(監修 : 笠間 悠貴)

渡辺兼人(写真家)
1947年生まれ。1969年東京綜合写真専門学校卒業。1981年第7回木村伊兵衛写真賞受賞。著者に『渡辺兼人写真集』(京都現代美術館何必館)、『既視の街』等。

タカザワケンジ(写真評論家)
1968年群馬県前橋市生まれ。写真評論、文芸書評、 インタビューほかを「アサヒカメラ」「IMA」ほかに執筆。『S tudy of PHOTO 』(ビー・エヌ・エヌ新社)日本語版監修。金村修との共著『 挑発する写真史』(平凡社)。

笠間悠貴(写真研究家)
1980年大阪府生まれ。現在、明治大学理工学研究科博士後期課程在学中。渡辺兼人論や、写真の気象表現について論述しながら、自身も作品制作をおこなっている。今回の「断片的資料・渡辺兼人の世界」展を監修。





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© Kanendo Watanabe

展覧会図録兼書籍販売中
断片的資料・渡辺兼人の世界
都市① - 『既視の街』
著者:渡辺兼人
監修:伊奈英次
テキスト:笠間悠貴
編集:David Ohyama
デザイン:Daichi Aijima
発行者:大山将司
発行所:AG+ Gallery
価格:¥1,800(税別)
ISBN978-4-908570-03-2
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断片的資料・渡辺兼人の世界

第1回 スナップ『

2017年9月14日(木) 〜 9月30日(土)

時間: 木・金・土 13時〜19時

*レセプション 9月9日(土)17:30〜


渡辺兼人が2011年から始めた、ストリート・スナップのシリーズがここに完結する。ストリート・スナップとは文字通り、街路やそこに居る人々を手持ち撮影で切り取った写真のことだ。もちろん、その規定からして非常に幅の広いスタイルが存在し、写真における最も身近なテーマのひとつでもある。日常空間が舞台となるため、対象自体は見慣れたものであり、タイミングや視点こそがその写真の持ち味を決定する。これまで数多くの写真家が挑み、もはややり尽くされたと言っても過言ではないテーマに、渡辺はここ数年敢えて取り組んできた。渡辺のストリート・スナップは非常に特異である。なぜなら、そこからは「うまく写す」ことに対する執着が一切感じられないからだ。つまり、良否や美醜を遥かに超越したところでこれらの写真は制作されている。それは渡辺の、写真というメディアへの究極の信頼もしくは不信であり、「写ってしまった」あらゆる写真に耳を傾けることなのだ。(監修 : 笠間 悠貴)





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© Kanendo Watanabe

展覧会図録兼書籍販売中
断片的資料・渡辺兼人の世界
スナップ - 『声』
著者:渡辺兼人
監修:伊奈英次
テキスト:笠間悠貴
編集:David Ohyama
デザイン:Daichi Aijima
発行者:大山将司
発行所:AG+ Gallery
価格:¥1,800(税別)
ISBN978-4-908570-02-5
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河名祐二
Objection from "Art Objects"

2014年1月11日(土)〜1月25日(土)

日〜木 12:00〜19:00
金・土 12:00〜20:00
休廊:火曜日(1月14日、21日)

初日、17:00〜 オープニングパーティー



‘それは実風景=イメージのようでもある。翻って基底材=和紙の表面に蠢く粒子の痕跡=物質でもある。そして、私自身と画面とのやり取り=行為の記録でもある。’



FACE THE FAR EASTはファインアートの在り方を探求するプロジェクト。Vol.3では河名祐二の絵画作品にフォーカス。



展示の様子

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「果ての光」1620x1940mm

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「Living things」800x1000mm

プレイ  渡邊聖子によるメキシコ死児写真
企画: 小林 杏

2013年11月28日(木)〜12月8日(日)
13:00〜19:00

12月1日(日)14:00〜 ワークショップ「リリアンを使って」
教え手:KAIE

12月7日(土)17:00〜 クロージングトーク
渡邊聖子、小林杏、三木義一

展示の様子

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市川 平  TAIRA ICHIKAWA MAGICAL MIXER PROJECT
マジカル・ミキサー・プロジェクト

特別展示 同時開催
「TOKYO UNIT LFE」― 20年目の検証 ―

2013年9月21日(土)〜10月13日(日)
日〜木 12:00〜19:00
金・土 12:00〜20:00

9月21日(土)18:00〜 オープニングレセプション

10月6日(日)16:00〜 トーク・ライブ開催
 市川平 × 杉田敦(美術評論家)

作家WEBサイト http://www.taira-ichikawa.com
展示の様子

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「導線」影浦 淳一 写真展 

2013年6月9日(日)〜6月15日(土)
  月〜金曜 11:00〜17:00、土・日曜 11:00〜20:00
*6月9日(日)18:00〜 
調文明(写真批評/写真史研究)× 影浦淳一 クロストーク
+オープニングレセプション

展示の様子

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David Ohyama × Makiko Ito
  伊藤蒔子/デビッド大山 二人展

2013年5月26日(日)〜6月2日(日)
  月〜金曜 12:00〜17:30、土・日曜 11:00〜19:00
*5月26日(日)17:00〜 
伊奈英次キュレーションによるアーティストトーク
+オープニングレセプション

More Infomation
作家WEBサイト http://davidohyama.com/
展示の様子

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「蒔いた種、ここから」
東京綜合写真専門学校 写真芸術第2学科2年有志展

第1部 2013年4月7日(日)〜16日(火)
   月〜金曜 12:00〜17:30、土・日曜 11:00〜19:00
             *但し4月7日(日)は18:00まで
   講評会+レセプション 4月7日(日)16:30〜18:00
      ゲスト:伊奈英次、柴田敏雄、タカザワケンジ
         Chiaki  「把握できない」
         近内一眞 「River Saitama」
         平木絢子 「大井川」
第2部 2013年4月18日(木)〜27日(土)
   月〜金曜 12:00〜17:30、土・日曜 11:00〜19:00
   講評会+レセプション 4月21日(日)16:30〜19:00
      ゲスト:金村修、タカザワケンジ、高橋和海
         菊地美佳乃「かさなるリズム」・「今日このよき日に」
         齋藤ちふ美「手のなかのとおる風」
         Y. S.   「Modernity and Heritage in Tokyo」
         高木絵美 「silent」

展示の様子

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